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サンタクロースを訪ねて、エストニアのサンタの煙突村を訪問をした後は、すぐに近くにある観光農場「マリアファーム」に行きました。私たちを出迎えてくれたのは、民族衣装に身を包んだオーナーご夫妻。
こちらは2010年にオープンした施設で、築100年を超える農家の建物の中で食事をしたり、外遊びや馬と触れ合う体験を楽しんだり、エストニアサウナに入ったり、敷地内に宿泊したりと、カントリーライフを満喫することができます。
奥さまの帽子の刺繍が、なんとも色鮮やかでかわいい! これは奥さまのお母さんの手作りなのだとか。エストニアには150種類以上もの民族衣装があり、これは西エストニアの民族衣装のひとつとのこと。
マリアファームの農家風ランチ
今回こちらでは宿泊はせず、ランチだけをしてきたのですが、古い農家の建物でいただく食事は雰囲気たっぷりで、素朴な農家風料理もおいしかったので、紹介します。
壁にかけられた刺繍もひとつひとつ柄が違っていて素敵。
こちらの広い部屋は、もとは麦を脱穀するための部屋だったそうで、上に麦の穂をかけて梁のようなものが残っています。
最初に出てきたのはニシンのオープンサンド。自家製のどっしりした黒パンの上に、肉厚のニシンフライが乗っていて、食べ応えたっぷり。ニシンはエストニアでよく食べられる魚のひとつです。
大きな鉢にたっぷりと盛られたじゃがいも。ホクホクで美味しい!
メインは上にチーズのかかったミートローフのような「ピック・ポイス」という料理。「ピック・ポイス」とはエストニア語で「背の高い男の子」の意味だそうです。
ビーツと玉ねぎの和えもの。ビーツ(ビートルート)もエストニアでよく食べられます。
エストニアに限らず、ヨーロッパの食事はたいてい日本人女性には量が多いのですが、こんなふうに大皿ででてきて、好きな量だけ取り分けられるスタイルはありがたいです。
古い農家の建物の雰囲気や、民族衣装を着ているオーナーご夫妻の雰囲気とあいまって、なんだかタイムスリップして昔のエストニアの農家で食事をいただいている気分に。
デザートは、クランベリージュース・ライ麦粉・砂糖を混ぜたもの。エストニアの伝統的なおやつである「マンナヴァフト」をアレンジした、「ルッキヴァフト」というものだそうで、好みでミルクをかけていただきます。
もったりとしていて、ちょっと粉っぽいフルー○ェのような食感。すごくおいしいわけではないのですが、素朴な甘さで、胃が疲れているときに食べたいかも、と思いました。
マリアファームの宿泊施設
食事をした建物は築100年の古い農家を改築したものですが、マリアファームには2010年に建てられた現代的な宿泊施設も整っています。
今回は泊まってはいないのですが、お部屋の中を見せてもらいました。すっきりしていて清潔感があり、ファミリーやお友達グループで泊まるのによさそうです。
このタイプの宿泊棟が敷地内に8つあり、それぞれ「ライムツリー(Lime tree)」、「メープル(Maple)」、「ホース・チェストナッツ(Horse Chestnut)」、「オーク(Oak)」、「ヘーゼル(Hazel)」、「バード・チェリー(Bird Cherry)」、「バーチ(Birch)」、「ローマン・ツリー(Roman tree)」と名付けられています。
サンタの煙突村もすぐ近くですし、マリアファームでも馬とのふれあいや田舎風サウナを楽しめるので、ゆっくりエストニアの田舎暮らしを体験してみたい方によさそうです。
【施設詳細】
名称 Maria Talu / Maria Farm
住所 Maria talu-Maria, Kõpu küla, Tõstamaa vald, Pärnu maakond
公式サイト http://www.maria.ee/index.php/en/
続きの記事はこちら→ エストニア最大のアルパカファームで、ふわふわのかわいいアルパカと触れ合ってきた!
提供:CAITOプロジェクト
※現地滞在費、飲食費、アクティビティ費、移動費等を提供していただきました。