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昨今ソウルには女性に人気のおしゃれなカフェが続々とオープンし、空前のカフェブームとも言われているとか。独特のコンセプトを持ったカフェも多く、そんなカフェめぐりを楽しむために週末ソウル旅行をする人もいるそうです。
今回は私が2017年11月に訪問したソウル市内のおしゃれなカフェを2つ紹介します。
スキンフードカフェ SKIN FOOD Cafe
スキンフードカフェは、ソウルの代官山とも言われるおしゃれな街・カロスキルにある、日本でもポピュラーな韓国コスメブランド「スキンフード」のカフェです。
(ちなみにカロスキルはカフェ激戦区だそうで、周囲にも入ってみたくなるおしゃれカフェがたくさんありました。)
1階がスキンフードのコスメショップ、2階がカフェなので、階段を上がりましょう。
この階段の横にあったメニューの「ハニーメレンゲラテ」(ホット6,000ウォン/アイス6,500ウォン)、「メルティングベアアメリカーノ」(5,500ウォン)、「メルティングベアチョコラテ」(6,000ウォン)がどれもかわいい!
「これはフォトジェニック。インスタ映えしそう!」女子に人気なのも納得です。
スキンフードカフェの店内もかわいくて女性好み。
カフェの一角にはスキンフードのグッズコーナーも。ここでしか買えない限定品もあるらしいです。
人気コスメブランドのプロデュースするカフェだけあって、身体の中からキレイを目指すビューティードリンクのメニューもありましたが、私は入り口で見て気になっていたハニーメレンゲラテ(6,000ウォン)と餅チュロス(4,500ウォン)をオーダー。
ハニーメレンゲラテは美味しかったけれど、ちょっと私には甘すぎました。
ドリンク+スイーツで10,500ウォン(約1,100円)なので、ソウルのおしゃれカフェの予算は、あまり日本と変わらない感じですね。
ただ、ソウルはご飯が安いので、相対的にカフェは値段が高く感じます。
餅チュロス(正確には、ハニー・ライスケーキ・チュロス)は、小麦粉のドーナツ生地ではなく、細長くねじって伸ばしたお餅のチュロスです。上にシナモンシュガーとクラッシュアーモンドがかかっており、別添えのはちみつ付き。
餅チュロス自体は甘くないのですが、シナモンシュガー+はちみつでかなり甘くなってしまい、「これを食べるならハニーメレンゲラテではなくて、ブラックコーヒーなど無糖のドリンクにしとけばよかった。^^;」と思いました。
【スキンフードカフェ SKIN FOOD Cafe】
住所:ソウル特別市 江南区 新沙洞 546-8
道路名住所:ソウル特別市 江南区 狎鴎亭路12キル37
営業時間:11:00~22:00
定休日:年中無休
最寄駅:3号線新沙駅8番出口から徒歩約10分
仁寺洞の伝統茶屋 トゥラン
次に紹介するのは、ガラリと雰囲気を変えて、仁寺洞(インサドン)の昔ながらの面影が残る路地裏にある伝統茶屋「トゥラン」。
実はここ、日韓合作映画「カフェ・ソウル」撮影地としても使われた茶屋なんです。(映画監督がこの茶屋の雰囲気に惚れこみ、撮影を希望したのだとか。)
トゥランは伝統茶専門店だけあって、韓方(ハンバン)茶や、珍しい花茶や野生葉茶など、種類豊富なお茶が揃っています。
店名の「トゥラン」は韓国語で中庭という意味。年代を感じる重厚な木の扉の奥に広が小さな中庭を抜けて店内へ。
年季の入った丸木の天井は、伝統家屋韓屋造りの特徴。日本風(和風)の伝統家屋とは違うのですが、なぜか懐かしさを感じる雰囲気です。
好きな場所に座ってよいと言われたので、座敷から中庭が見える窓際の席へ。
椅子席(大きなテーブル席やカウンター席)もありました。
トゥランの店員さんは日本語が話せませんでしたが、日本語メニューがあるので注文には困りません。
お茶は身体によい発酵酵素茶(オミジャチャ、ソンファパリョチャ、センガンチャ、ユジャチャなど)、野生葉茶(ノクチャ、パリョチャ、ポンイプチャ、トルカミプチャなど)、花のお茶(クックァチャ、メファチャなど)と種類豊富。
それぞれのお茶の特徴なども日本語で書かれているので、選ぶ参考になります。お茶の価格は5,000ウォン~8,000ウォン(約500円~800円)程度です。
私は「トルカミプチャ」という山柿の葉のお茶(6,000ウォン)と、トゥラン特製のぜんざい(7,000ウォン)を注文しました。
トルカミプチャは「飲むビタミンC」ともいわれるほどビタミンCを多く含み、風邪予防やきれいなお肌になりたい人におすすめだとか。クセもなくすっきりとした飲み口で、甘いものといっしょにいただくのにぴったり。
ポットサービスで、足し湯もしてくれるので、ゆっくり楽しむことができます。
トゥランぜんざいは、100%国産(韓国産)のあずきを使い、トゥラン独自の製法で作ったぜんざいです。
松の実、クルミ、餅が入っており、シナモンがかかっているので、日本のぜんざい・おしることは少し異なりますが、甘すぎず、なめらかな舌触りで、日本人好みの味だと思います。
そのほかに、ヨモギの長餅と水飴(6,000ウォン)、お餅セット(6,000ウォン)、黒豆の蒸し餅(5,000ウォン)、甘い南瓜のお餅(6,000ウォン)などの甘味もあり。
トゥランのスタッフさんに、瞬間オフライン音声翻訳機「ili(イリー)」を使って、「このぜんざいはとても美味しいです。」と伝えてみたところ、「うちのぜんざいは一般的なぜんざいより甘さ控えめにしているんですよ。」と(英語で)教えてくれました。
ちょうどお店が空いている時間帯だったこともあり、映画「ソウル・カフェ」のロケ地になったことで、日本人がたくさん来店してくれるようになったので、日本語のメニューを作った話など、いろいろ教えてもらい、楽しくおしゃべり。
ili(イリー)は日本語から外国語への一方向の翻訳なので、私のしゃべる日本語は韓国語に翻訳されて相手に伝わるのですが、相手の話す韓国語を私は理解することができません。なので、iliがあっても完璧に会話ができるわけではありませんが、少なくとも会話のきっかけにはなります。(珍しがられますし。)
伝統家屋韓屋づくりの店内で、中庭を見ながらおいしいお茶とぜんざいをいただき、スタッフさんとの会話を楽しんだ時間は、今回の韓国旅行の思い出になりました。
トラディショナルな韓国らしい雰囲気をたっぷり味わえ、珍しい韓国のお茶や甘味を楽しめるので、韓国の伝統家屋好きな方、お茶好きな方におすすめです。
【仁寺洞の伝統茶屋 トゥラン】
住所:ソウル特別市 鍾路区 益善洞 166-76
道路名住所:ソウル特別市 鍾路区 水標路28キル 17-35
最寄駅:地下鉄1、3、5号線 鍾路3街(チョンノサムガ)駅から徒歩2分
電話:02-745-7420
営業時間:11:00~22:00(L.O21:00)
定休日:月曜、1月1日、旧正月・秋夕の連休
全席禁煙、Wi-Fiあり
※今回のili韓国旅は株式会社ログバーに航空券・滞在費を負担していただきました。
【2021年1月追記】オフライン音声翻訳機「ili」は2020 年 12 月末をもって販売終了しました。