【韓国旅行】韓国の伝統衣装・韓服(ハンボク)をレンタルして、ソウル北村韓屋村を歩く

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北村韓屋村 韓服(ハンボク)散策

ウェアラブル音声翻訳デバイス「ili(イリー)」モニターとしての韓国旅行1日目。ソウルに到着し、ホテルに荷物を置いてから、鍾路(チョンノ)にある北村韓屋村(ブッチョンハノクマウル)へ向かいました。



北村韓屋村(ブッチョンハノクマウル)とは

北村韓屋村(ブッチョンハノクマウル)

北村韓屋村(ブッチョンハノクマウル)は、韓国・ソウル特別市鍾路区にある、韓国の伝統的家屋「韓屋」の密集するエリア。

最寄り駅は、地下鉄3号線安国(アングッ)駅で、2番出口から徒歩8分ほどで北村韓屋村の入り口に到着します。

朝鮮時代に王族や当時の貴族が住んでいた家屋がたくさん残っており、歴史を感じる韓国らしい町並みは、地元の人や観光客に人気です。韓屋は、普通に人が住んでいるものもあれば、リノベーションされておしゃれなカフェやショップとして営業しているところもあります。

フォトスポットとしても人気で、2008年にソウル市が選定した8か所の景観に優れた撮影スポットは「北村八景(プッチョンパルギョン)」と呼ばれているそうです。

もちろん、普通に景色を楽しみながら散策をするのもよいのですが、韓国旅行の記念に、韓国の伝統衣装・韓服(ハンボク)を着てみるのはいかがでしょうか。

韓国の伝統衣装・韓服(ハンボク)をレンタル

北村韓屋村 韓服(ハンボク)散策

ソウルの北村韓屋村の周辺には、韓国の伝統衣装・韓服(ハンボク)をレンタルできるお店がいくつもあります。

ちなみに、私、韓国の伝統衣装は「チマチョゴリ」と呼ぶと思っていたのですが、「チマチョゴリ」は相当古い言葉で、最近の人はまず使わないそうです。また、人によっては統治時代を連想する可能性もあるようなので、「韓服(ハンボク)」というほうが良さそう。

北村韓屋村 韓服(ハンボク)散策

地下鉄3号線安国(アングッ)駅から北村韓屋村に向かって歩いていくと、何軒もの韓服(ハンボク)レンタルのお店を見かけます。私は北村韓屋街の入り口付近にある「BUKCHON HANBOK」というお店で韓服(ハンボク)をレンタルしました。

北村韓屋村 韓服(ハンボク)レンタルショップ

店内に所狭しと並ぶ色とりどりの韓服(ハンボク)。私の頭の中にある韓国の伝統衣装のイメージは”無地でシンプルなもの”だったのですが、カラフルな色・柄・模様の入ったものが多く、驚きました。

店員さんにどれが人気があるかと聞くと、淡いピンク・水色・藤色のパステルカラーにレースのような模様がついた韓服が特に人気があると勧められましたが、さすがに可愛らしすぎたのと、私の思う「韓服」のイメージから離れていたので、却下。

何というか、ウェディングドレスみたいなんですよ、パステルカラーの韓服。でも、確かにパステルカラーの韓服を着ている若い女の子はとても多かったです。

韓服を選ぶ私

私が選んだのは、赤地に小花柄、帯と裾が黒と金の豪華な模様になっている韓服。

店員さんに手伝ってもらって店の奥の更衣室で着替えをし、その後お会計をします。店の外には「1時間10,000ウォン~」と書かれていたのですが、実際に言われた金額は1時間で15,000ウォン(約1,500円)でした。

なんでも、10,000ウォンはスカート(のようなもの)だけのレンタル料金で、それ以外にスカートの下に履くパニエ(スカートをふんわりさせるもの)、上着、カチューシャをつけたので、その分の料金が加算されたようです。

どれがいくらという細かい説明がなかったのはちょっとアレですが、貸衣装を着て、店内だけでなく屋外も好きに散策できて1時間1,500円なら、そう高くはありません。

韓服レンタルショップでili(イリー)を使う

この韓服レンタルショップで店員さんとの会話に、音声翻訳デバイスili(イリー)を使ったわけですが、「どれが人気ですか?」「(着替えのときに)パンツは履いたままでいいですか?」「ロッカーは借りられますか?」などの質問ができました。

韓服(ハンボク)をレンタルして北村韓屋村を歩く

(初めて見るiliに興味津々の様子の店員さんたち。)

韓服(ハンボク)を着て北村韓屋村を歩く

北村韓屋村 韓服(ハンボク)散策

さて、ここからはレンタルした韓服を着て、北村韓屋村を散策したときの写真です。歴史と情緒を感じる韓屋村の街並みに、韓服がよく映えます。スマホで自撮りをしている若い人たちがたくさんいたのも納得。私もインスタ投稿しちゃいましたもの。

(ここではチマチョゴリって書いてしまってました。)

北村韓屋村 韓服(ハンボク)散策

北村韓屋村は、韓国映画の撮影ロケ地のような雰囲気。

北村韓屋村 韓服(ハンボク)散策

韓服を着ての散歩は韓国旅行のよい記念になると思うので、ぜひ体験してみてほしいです。女性用だけでなく男性用韓服もあるので、カップルで着るのもいいですね。)

カフェ

「Enjoy the best View in Town」と書かれた、景色の良さそうなカフェがあったので入ってみることに。

北村韓屋村 韓服(ハンボク)散策

傾斜にせり出すように設けられたテラスカフェの向こうには、紅葉した木々に囲まれた町並みが広がっていました。これはフォトジェニック!

北村韓屋村 韓服(ハンボク)散策

こちらの写真の撮影日は2017/11/9、絶好の紅葉シーズンでした♪

(※本記事中の私の写真は、同じタイミングで韓国に滞在していたnoccoさん @no_chi5に撮影していただいたものです。noccoさん、ありがとうございます。)

カフェの店員さんとilいでおしゃべり

カフェのお姉さんともili(イリー)を使っておしゃべり。ばっちり伝わるときもあれば、お姉さんが首をかしげるシーンもありましたが、簡易な日本語をしゃべって翻訳し直したら、こちらの言っていることを理解してもらえました。

ili(イリー)の音声翻訳は、日本語⇒外国語(今回は韓国語)への一方向で、その逆(外国語⇒日本語)はできません。そのため、相手の話す外国語(今回は韓国語)を理解することはできず、相手にはYES/NOや、指差し、あるいは簡単な英語で答えてもらうことになります。

ili(イリー)で双方の意思疎通が完璧にできるわけではありませんが、少なくとも、こちらの言いたいことを伝えることができ、会話のきっかけも生まれました。

現地の人との会話は旅行の楽しみのひとつ。ちょっとした会話ができることで、より旅行を楽しむことができるでしょう。iliはそんなきっかけを作れる、夢のあるデバイスだなと感じました。

昌徳宮

今回訪れた北村韓屋村の最寄り駅、地下鉄3号線安国(アングッ)駅の周辺には、朝鮮王朝の歴史を学べる観光スポット「景福宮(キョンボックン)」、景福宮の離宮として建築された「昌徳宮(チャンドックン)」などの見どころもあります。

私が行ったときは平日にも関わらず、昌徳宮の入場券を買う人が長蛇の列で、残念ながら入場は諦めましたが、機会があれば韓服を着て訪れてみるのも良さそうです。きっと思い出に残る写真が撮れることでしょう。

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※今回のili韓国旅は株式会社ログバーに航空券・滞在費を負担していただきました。

【2021年1月追記】オフライン音声翻訳機「ili」は2020 年 12 月末をもって販売終了しました。