【韓国旅行】韓国伝統サウナとあかすりを体験! 仁寺洞汗蒸幕(インサドンハンジュンマク)

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韓国伝統サウナとあかすり 仁寺洞汗蒸幕

ili韓国旅、1日目。韓国の伝統衣装・韓服(ハンボク)をレンタルして、ソウル北村韓屋村を歩いたあとは、韓国へ行ったらやってみようと思っていた韓国伝統サウナとあかすりを体験してきました!

訪れたのは、ソウル特別市 鍾路区(チョンノグ)にある 仁寺洞汗蒸幕(インサドンハンジュンマク)という韓国サウナ。最寄り駅は、北村韓屋村と同じ地下鉄3号線安国(アングッ)駅です。4番出口から徒歩6分、北村韓屋村からも歩いて行けます。

韓国伝統サウナ 仁寺洞汗蒸幕

韓国伝統サウナとあかすり 仁寺洞汗蒸幕

仁寺洞汗蒸幕(インサドンハンジュンマク)は、2001年、仁寺洞(インサドン)にオープンした韓国伝統サウナが楽しめるお店。観光客向けではなく、地元韓国人を中心に長年親しまているそうです。受付のお兄さん曰く、お客さんの95%は地元韓国人とのこと。

(このお兄さんと新しい翻訳デバイスili(イリー)を使って会話しようと思ったら、英語・日本語が流暢な方だったので、iliを使った韓国語から始まり、英語、日本語を混ぜていろいろ伺ってきました。)

こちらの汗蒸幕(ハンジュンマク)=サウナは電気やガスを使用せず、毎朝木を燃やして内部を暖める、昔からの方法を採用しています。大量の汗をかくことで老廃物の排出を促し、心も体もすっきりとリフレッシュできるのだとか。

韓国伝統サウナとあかすり 仁寺洞汗蒸幕

決しておしゃれな雰囲気のサウナではなく、日本でいう「スーパー銭湯」的な雰囲気の施設。24時間営業で気軽に利用でき、一人でも、カップルでも、家族でも楽しむことができます。(※浴場エリアは男女別、サウナは着衣で男女共用。)

韓国伝統サウナ 仁寺洞汗蒸幕

汗蒸幕(ハンジュンマク)は最高で約100度と高温のため、頭から麻布をすっぽりとかぶって入ります。ただし、火を焚くのは毎日早朝のため、私が入ったの19時過ぎにはものすごく熱いということはなく、麻布をかぶらずに入っても大丈夫でした。

韓国伝統サウナ 仁寺洞汗蒸幕

専用の服や麻布は貸してもらえる(料金に含まれている)ため、手ぶらでオーケイ。汗蒸幕の内側は木を燃やした煤なのか、まっ黒になっていました。

このときの内部温度は、確か70度~80度で、いられないほど暑いわけではありませんが、しばらくいると汗がダラダラ。遠赤外線の効果で体が芯から暖まってきます。

韓国伝統サウナ 仁寺洞汗蒸幕

「もう限界!」となったら、汗蒸幕を出て、向かいの塩釜に入りましょう。床一面に塩が敷きつめられた塩部屋の温度は約50度で、「熱い」というより「温かい」程度。汗蒸幕から移動してくると、だいぶマイルドに感じます。

韓国伝統サウナ 仁寺洞汗蒸幕

敷き詰められた塩の上にごろんと横になり、じんわり体を温めます。

韓国伝統サウナ 仁寺洞汗蒸幕

ちなみに塩はこれくらいのかたまり。ヒマラヤ岩塩のようなきれいなピンク色です。敷き詰められた塩のかたまりの上に横たわると、まるでツボ押しをされているような心地よさ。

汗蒸幕と塩釜は、何度でも行き来して体を温めることができます。外に休憩スペースもあるので、サービスの茹で卵を食べたり、水やお茶を飲んだりして休憩が可能。

お風呂、あかすり、よもぎ蒸し、カッピングなど

汗蒸幕と塩釜で体を温めた後は大きな浴場へ移動し、シャワーと入浴、そして浴場内に設置された台の上であかすり・オイルトリートメント・フェイスパックを受けてきました。お風呂の中にはカメラは持ち込めなかったので写真はありません。

あかすりをしてくれた韓国人のおばさんと翻訳デバイスili(イリー)で会話がしてみたかったけれど、お風呂に精密機器を持ち込むこともできず、断念。

ちなみに、初めての韓国あかすりはなかなか強烈な体験でした。あかすりをしてくれる韓国人のおばさんたちもみんな下着姿でしたし、日本の”お姫様のように丁重に扱われるエステ”とは真逆で、まな板の上の鯉になったような気分でした(苦笑)。

「ハイ、ゼンブヌイデ、スッポンポン。」「ダイ、ノッテ。ヒックリカエル!」等。

そういうのが平気な人はいいと思いますが、日本でエステやマッサージサロンに行く感覚で行ったらいろいろびっくりするかと思います。^^;

韓国伝統よもぎ蒸し 仁寺洞汗蒸幕

あかすり・オイルトリートメント・フェイスパックのあとは、もう一度専用服を着て、韓国の伝統民間療法「よもぎ蒸し」を体験。仁寺洞汗蒸幕では、さまざまな女性の悩み改善に優れた薬用のよもぎと数十種類の韓方をブレンドしているとのこと。

韓国伝統よもぎ蒸し 仁寺洞汗蒸幕

穴の開いた専用の椅子の下でよもぎと数十種類の韓方をブレンドしたものを焚き、椅子の穴から出てくるその蒸気が体の芯からじわじわと温め、体内に溜まった老廃物を汗といっしょに排出。デトックスやダイエットをしたい女性に人気だそうです。

特別な蒸気が下腹部を直接温めてくれるせいか、体の中からぽかぽかになりました。個人的にはあかすりより、汗蒸幕とよもぎ蒸しのほうが気持ちよかったです。

韓国伝統カッピング

よもぎ蒸しのあとは、カッピング。吸い玉を肌に強く吸着させて体内のドロドロとした血液を皮膚の表面近くまで引き上げ、血行を良くしてくれるそうです。

韓国伝統カッピング

うつぶせの状態で背中一面にカッピングをしてもらうため、自分ではどんなふうになっているか見えなかったのですが、音声翻訳デバイスili(イリー)でカッピングをしてくれた韓国人のおばさんに「このカメラで私の背中の写真を撮ってください。」とお願いし、撮ってもらうことができました。

ちなみに、カッピングは痛くはなかったのですが、カップを外すと、赤い丸い跡が背中にたくさんできていました。この跡の出方は個人差があるようで、1~2日で消える人もいれば、一週間くらい残ってしまう人もいるそうです。

口コミによれば、カッピングをすると「体が軽くなる」「疲れが取れる」という感想を持つ人もいるようですが、私の場合はそこまではっきりした感覚はありませんでした。でも、気持ちよかったし、ユニークな体験ができて満足。

仁寺洞汗蒸幕

今回、私は韓国情報サイト「コネスト」から予約をして仁寺洞汗蒸幕へ行きました。

あかすりマッサージコース(120分)によもぎ蒸しとカッピングのオプションがついて、コネストの予約割引が適用になり、90,000ウォン(約9,000円)。もう少し短いコースだと、90分60,000ウォン(6,000円)というものもあります。

仁寺洞汗蒸幕(インサドンハンジュンマク)をコネストでチェック!

なお、入場料は含まれており、サウナ利用時間はコース時間に含みません。(サウナは好きなだけゆっくり入ってOK、あかすりのところからコースがスタート。)

コネストにはいろいろな割引クーポンが掲載されているので、韓国旅行に行く前にチェックしてみるのがおすすめです♪ 私も行く前に友達の口コミで知りました。

仁寺洞汗蒸幕


【仁寺洞汗蒸幕データ】

住所:ソウル特別市 鍾路区(チョンノグ) 雲泥洞(ウンニドン) 65-1, ワールドオフィステル B1F / (道路名住所) 栗谷路6キル 36
営業時間: 24時間(コース利用の最終入店可能時間9:00~23:00、ピックアップは22:30まで)
※男性は21:00までに入店。汗蒸幕は3:30~9:00・風呂は1:30~5:00利用不可
休日: 年中無休 ※旧正月・秋夕当日は13:00から営業開始
交通: 地下鉄3号線安国(アングッ)駅 4番出口 徒歩6分
地下鉄5号線鍾路3街(チョンノサムガ)駅 6番出口 徒歩6分

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※今回のili韓国旅は株式会社ログバーに航空券・滞在費を負担していただきました。

【2021年1月追記】オフライン音声翻訳機「ili」は2020 年 12 月末をもって販売終了しました。