奥伊勢フォレストピア宮川山荘のレストラン「アンジュ」の食事(夕食&朝食)【PR】

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奥伊勢フォレストピアのレストラン「アンジュ」

奥伊勢フォレストピア宮川山荘(三重県大台町のホテル)に泊まってきた感想&宿泊記を書いたわけですが、かなりのボリュームの記事になってしまったので、お食事に関してはこの記事で紹介します。食事、特に夕食が期待を超えて良かったです!

レストラン「アンジュ」

奥伊勢フォレストピア宮川山荘に1泊2食付で泊まると、ホテルレストラン「アンジュ」でフレンチのコースディナー(夕食)とお粥を中心とした和定食の朝食いただけます。

(ホテルの1泊2食つき宿泊料の基本料金は3月~11月の平日で13,200円 、12月~2月の平日で12,100円 /税サ込。この料金でこれだけのお食事が付くのはお得感たっぷりです。)

野呂泰司シェフ

レストランを取り仕切っているのは長いキャリアを持つシェフの野呂泰司さん。地元大台町の農家から仕入れる新鮮な野菜、宮川のきれいな水で養殖した鮎やアマゴ、シーズンには近隣の山で獲れる鹿や猪などのジビエを使ったフランス料理を提供しています。

今回は宿泊者向けの夕食(フレンチのコース)と朝食(和定食)をいただきました。もちろん内容は時期により異なりますが、「奥伊勢フォレストピア宮川山荘に泊まるとこんな感じのお料理が食べられるんだな」と参考にしてもらえれば幸いです。

夕食(フレンチのコースディナー)

熊野古道麦酒

フレンチレストランである「アンジュ」にはフランス産ワインが種類豊富にそろっていますが、今回は三重県南部と和歌山県限定販売の 「熊野古道麦酒」を頼んでみました。

(※ドリンクはコース料金に含まれないため別途料金が必要です。)

熊野古道麦酒で乾杯

かんぱーい!  熊野古道麦酒は穏やかな香りとまろやかな味わいのクラフトビール。

サーモンのポワレ キノコと古代米リゾット

オードブルはサーモンのポワレ キノコと古代米のリゾット。外はカリッと中は柔らかく焼き上げられたサーモンの下に大台町産の古代米「黒米」のリゾットが敷いてあります。地元産の椎茸と舞茸のソテーも肉厚でおいしいです。

パン

2種類のパンはお代わり自由。バゲットと胚芽パンのようでした。

ディナーを楽しむ

「このリゾット、噛みごたえがしっかりしてておいしい!」と嬉しくてニコニコの私。

ポタージュ

スープはカリフラワーのポタージュスープ。浮き身は、人参、ズッキーニ、赤ピーマン、椎茸のオイルマリネです。もったりクリーミーで優しい食感。

白身魚のポワレ 赤ワインソース

魚料理は白身魚のポワレ 赤ワインソース。この日の白身魚は「ヤガラ」という太刀魚のような細長い魚でした。ソースは魚の出汁で作った赤ワインソースで、上にかかっている緑色のものは奥伊勢ネギのソースとのこと。付け合わせは茄子の素揚げと生ハム。

魚料理

ふっくら柔らかい魚の身にソースが絡んで美味しいです。奥伊勢ネギのソースはネギ独特の青臭さや辛みがなく、言われなければネギだとは気づかないほど。

肉料理

肉料理は紀和牛のステーキ 錦爽鶏(きんそうどり)のバスク風 ジビエ(猪・鹿)。

紀和牛は三重県熊野市紀和町で育てられた雄牛のみのブランドで、良質な赤身とさっぱりとした脂が特徴とのこと。赤身だけれど固くなく、食べやすかったです。

大台町で獲れた猪肉と鹿肉のステーキ。臭みが全然なく、噛みしめると旨みが口に広がりました。ジビエ料理は12月から春先まで食べられるそうです。

想像ですが、地元で収穫され、野山からレストランの厨房までの距離が短いので、食材が新鮮な状態で臭みがでないのかもしれません。これも、自然豊かな土地ならでは。

ちなみに、このステーキのソースには、大台町で採れたワサビも使われているとのこと。隠し味程度で特に辛くはなかったのですが、とても奥行きのある繊細な味わいのソースだと感じました。

デザートはケーキ・フルーツ・シャーベットの盛り合わせ。食後の飲み物はコーヒーまたは紅茶のいずれかが選べます。コーヒーはトラジャコーヒーエクセレントブレンド、紅茶は伊勢茶にする茶葉を発酵させた伊勢の和紅茶です。

かなり田舎の・・・といってはあれですが、小さな町の森の中にあるレストランということで、正直、ここまで洗練された本格的なフレンチのコースが供されるとは思っておらず、良い意味で期待を裏切られました。

フレンチと言ってもどっしり重たくはなく、比較的軽やかで、味付けも濃すぎず素材の味を楽しめるので、年配の方でもおいしくいただけると思います。

(※コースの内容は時期により異なります。ほかにスペースコースのディナーもあり。)

朝食(お粥付き和定食)

レストラン「アンジュ」

翌朝の朝食も同じくレストラン「アンジュ」にて。朝食時間は7:30~9:00です。

朝食会場

窓から朝の景色を眺めがら朝ご飯をいただきます。

和定食の朝ご飯

朝食はお粥を中心とした和定食です(ブッフェスタイルではありません)。時期により内容は少し変わるようですが、この日は、焼き鮭、シシャモ、卵焼き、ベーコン、サラダ、味噌汁、漬物でした。

宮川のお水で炊いた優しい味わいのお粥。

梅干しや漬物などのお粥用トッピングをのせていただきます。

ドリンクコーナー

コーヒー、紅茶(伊勢の和紅茶)、日本茶、ジュース、ヨーグルトはセルフサービス。

子ども用スプーン&フォーク

子ども用のスプーン・フォーク・お箸も用意されています。また、子ども用チェア(ハイチェア)も用意されていたので、必要なら申し出ましょう。

大台茶

大台町の青柳茶を使用した大台茶もありました。すっきりとした味わいです。

食後のデザート(プチケーキとフルーツ)は伊勢の和紅茶とともに楽しみました。

繰り返しになりますが、奥伊勢フォレストピア宮川山荘の1泊2食つきの基本の宿泊料金は、3月~11月の平日で13,200円 、12月~2月の平日で12,100円 /税サ込です。

この料金で、これだけの内容のフレンチのコースディナー&和定食の朝ご飯が付くのは、かなりリーズナブルだと思います!(このディナーだけでも、都会で食べたらいくらするの・・・なんて考えちゃいました。)

家族や友達と自然豊かな環境でアウトドア体験を楽しみ、地元の新鮮な食材を使ったおいしいお料理を食べて、心地よい天然温泉に浸かって、ゆーったりとした休暇を過ごしたいなら、奥伊勢フォレストピア宮川山荘は心からおすすめです。

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名称奥伊勢フォレストピア宮川山荘
住所〒519-2513 三重県多気郡大台町薗993番地
電話フリーダイヤル:0120-017-137
TEL:0598-76-1200
チェックイン15:00
チェックアウト10:00
駐車場あり(無料)
Wi-FiフリーWiFiあり

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本記事は、大台町観光協会の主催する大台町魅力発信ツアーに参加し、交通費・宿泊費・アクティビティ費をご負担いただき、取材・執筆しています。