【韓国・済州島旅行記】DAY2 レンタカーで済州のグルメと絶景をめぐり、オルレ体験を楽しむ

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韓国・済州島旅行

韓国・済州島旅行記の2日めです。関空からティーウェイ航空の直行便でチェジュへ飛び、グランドハイアット済州に宿泊した翌日は、レンタカーを借りてあちこち立ち寄りながら済州島の東端にある「城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)」を目指します。

ポチャで韓国料理の朝食

ポチャ

済州島旅行2日めは、ホテルでの朝ごはんからスタート。ホテルグランドハイアット済州には14のレストラン&バーがあり、そのうち4つ(グランドキッチン、ノックナム、カフェ8、ポチャ)で朝食が食べられます。

連泊しても違うレストランでまったく異なる料理が楽しめるのは魅力です。この日は、最上階(38階)にある現代風ストリートダイニング「ポチャ(POCHA)」に行きました。

韓国料理の朝食

セット形式の朝食は、韓国料理(済州料理)と西洋風の2種類。せっかくなので韓国料理をいただきました。ご飯は、済州名物の鮑を使った鮑飯もしくは鮑粥から選べます。

鮑ご飯

鮑飯は炊き込みご飯ではなく、炊きあがった白米に鮑を混ぜたものでしたが、鮑がごろごろ入っていて、海苔や葱などの薬味ともよくあってお箸が進みました。選べる副菜は、甘辛みそ味の豚肉を炒めたものや、鯖の塩焼きなど。ごちそうさまでした。

ロッテレンタカー

ロッテレンタカー

朝食後は、ホテルからタクシーでロッテレンタカー(Jeju Autohouse)へ向かいます。

渡韓前に、グランドハイアット済州にメール(英語)で問い合わせたところ、ホテル敷地内にもレンタカー店はあるものの、英語非対応&予約不可と言われたので、英語でネット予約ができるロッテレンタカーに申し込みをしてあった次第です。

レンタカー(一番小さいタイプ)の料金は時期により異なりますが、このときは24時間で保険込みで96,000ウォン(≒9,600円)。楽天レンタカーなど日本語対応のレンタカーサイトも調べたのですが、そちらはだいぶ高かったので、英語での申し込みに抵抗がなければロッテレンタカーが経済的です。

レンタカー

今回は友人に声をかけ4人でいっしょにまわりました。私は日本では日常的に車の運手をしていますが、韓国は右側通行なので自信がなく、今回は友人に運転をお願いしました。

ちなみに、韓国では地図アプリはGoogle Mapより断然NEVERが主流のようなので、事前にNEVERアプリを入れていくと便利そうです。

オルレコース19を散策

チェジュオルレ

オルレ」とは済州発祥のハイキングのこと。もともとは済州の言葉で「通りから家に通じる狭い路地」という意味で、海岸線や山などの自然や、民家の路地などをのんびり楽しみながら歩くことを指します。

ちなみに、日本にも済州オルレの姉妹版「九州オルレ」があるそうですよ。

チェジュオルレ
青と赤のリボンはコースの目印

チェジュオルレは21個の正規コースと5つの付属コースを含めて、全26コースで構成されています。短いコースでも全部歩こうと思うと数時間かかるので、今回は車を停めてオルレ19コースの一部を少しだけ歩いてきました。

コース内のあちこちに青と赤のリボンや、「カンセ」と呼ばれる済州島の馬をモチーフ にしたオブジェ、木製の矢印といった標識が設置されています。

オルレ
「カンセ」と呼ばれるオブジェ(馬の頭が進行方向)

2泊3日の済州島旅行なので、オルレコースを数時間かけて歩くことはできませんでしたが、景観を楽しみながらプチオルレ体験ができてよかったです。この日は暑かったので、オルレを楽しむなら春や秋の気候の良い季節がよさそうだなと思いました。

名称:オルレ19コース([제주올레 19코스] 조천-김녕 올레)
住所:Jocheon-ri, Jochon-eup, Jeju-si, Jeju-do, 韓国

カフェコンベク

GONGBECH(공백/コンベク)

オルレのあとは車に戻り、少し東に進んで、海沿いのおしゃれなカフェで休憩をしました。こちらの「GONGBECH(공백/コンベク)」は韓国語で「空白」という意味のお店。以前BTSのシュガのお兄さんがオーナーをされていたそうです。

GONGBECH(공백/コンベク)

シグニチャードリンクのコンベク・サンセット(10,000ウォン≒1,000円)を海が見えるテラス席でいただきました。なんとも贅沢なロケーション! 建物内でも飲食ができますが、お天気が良い日は外がおすすめです。

GONGBECH(공백/コンベク)
中央がコンベク・サンセット

ドリンクは9,000ウォン(≒900円)~12,000ウォン(≒1,200円)くらい。済州特産の柑橘「ハルラボン」を使用したドリンクも多く、チェジュらしさを味わえます。

このときはお昼ごはんの前だったのでドリンクだけにしましたが、店内で焼き上げるクロワッサンやショーケースに並ぶケーキ類もおいしそうでした。

店名:GONGBECH(공백/コンベク)
住所:83 Dongbok-ro, Gujwa-eup, Jeju-si, Jeju-do, 韓国

ヘニョチョンでお刺身ランチ

ヘニョチョン(해녀촌)の食事
中央は生魚のスープ「ムルフェ」

お昼ごはんは、GONGBECH(コンベク)の近くにある「ヘニョチョン(해녀촌)」という韓国料理のお店へ。韓国語で「ヘニョ」は海女さんのことで、このお店では、新鮮な魚介類を使ったローカル感たっぷりの料理をいただけます。

今回は4人で、お刺身盛り合わせ(35,000ウォン≒3,500円)、ムルフェ(17,000ウォン≒1,700円)、フェグクス(1,300ウォン≒1,300円)を注文しました。1品の量が多いので複数人で行かないと注文が難しそうです。

お刺身の種類は、たぶん鯛や鯖だったと思います。済州島の沿岸でしか獲れない鯛の一種(オクドム)が入っていたのかもしれません。新鮮で、脂がよく乗っていました!

ムルフェ

ムルフェは獲れたての海鮮に、かき氷と唐辛子のきいた冷たいだし汁を加えて作る冷たいシーフードスープです。魚介類のだしを使って調理し、唐辛子と酢で味付けをする、済州島の定番メニューなのだとか。

中には細切りの刺身、鮑、イカなどの魚介類がたっぷり。唐辛子のピリッと感はあるものの、そこまで辛くはなく、さっぱりといただけました。麺なしの冷麺みたいな感じ?

韓国料理

フェグクスは済州島名物の甘辛刺身麺。「フェ(회)」がお刺身、「ククス(국수)」が麺のこと。細切りのお刺身が載っており、ビニール手袋で全体を混ぜていただきました。

なお、あまり観光客向けのお店ではなく、お客さんは地元の方がほとんど。食堂といった雰囲気で、英語メニューはありましたが、英語はほぼ通じませんでした。

店名:ヘニョチョン(해녀촌/Haenyeochon)
住所:33 Dongbok-ro, Gujwa-eup, Jeju-si, Jeju-do, 韓国

月汀里(ウォルジョンリ)ビーチ

月汀里(ウォルジョンリ)ビーチ

ヘニョチョンからさらに東へ進み、白い砂浜と遠浅の透明度の高い海の美しさで知られる「月汀里(ウォルジョンリ)ビーチ」へ。めちゃくちゃきれいな場所で、水に入るつもりじゃなかったのに思わず入ってしまいました。

月汀里(ウォルジョンリ)ビーチ

ビーチの近くにはイカを並べて干してあって、ちょっと愛知の日間賀島を思い出しました(あちらはタコですが)。

月汀里(ウォルジョンリ)ビーチ

近くにはおしゃれなカフェも立ち並び、地元の若い人たちや家族連れのおでかけスポットになっているみたいでした。ここで半日くらいのんびり過ごす休日もよさそうです。

名称:月汀里(ウォルジョンリ)ビーチ(월정리 해수욕장)
住所:Woljeong-ri, Gujwa-eup, Cheju, Jeju-do, 韓国
※ビーチの近くに無料駐車場あり

城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)

城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)

月汀里ビーチから海岸沿いに南東へ進んで、済州島の東端にある「城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)」へ。済州島を代表する景勝地の城山日出峰は、10万年前の海底噴火によってできた巨大岩山であり、ユネスコ世界自然遺産に登録されています。

城山日出峰

この城山日出峰へと至る道もオルレコース(オルレ1)となっていて、目印の赤と青のリボンがありました。今回は離れたところから眺めただけですが、標高182メートルで、30分ほどで頂上まで上がれるそうです。

城山日出峰

月汀里ビーチとは異なり、こちらの海岸は黒砂で、波も強め。城山日出峰のゴツゴツした雰囲気に合っている気がしました。島の東端にあるため、朝日が昇る前にここへ来れば、名前の通り、幻想的な日の出が見られるそうです。

名称:城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)
住所:済州特別自治道 西帰浦市 城山邑 日出路 284-12
(제주특별자치도 서귀포시 성산읍 일출로 284-12)

東門在来市場

東門在来市場(トンムンジェレシジャン)

城山日出峰で折り返して、長距離運転をし、最も長い歴史を持つ大規模市場「東門在来市場(トンムンジェレシジャン)」へ。ここは済州の旧市街地・旧済州エリアの中心部に位置しています。

東門在来市場(トンムンジェレシジャン

300を超えるお店が軒を連ねる市場では、野菜や果物、水産物、衣類、土産物、雑貨、お菓子など、いろいろなものが買えます。

海産物が特産の島なので、魚介類を売るお店が特に多く、名物の太刀魚がライトを受けてきらきら光っていました。ハルラボンなど、済州特産の柑橘もたくさん見かけました。

東門在来市場(トンムンジェレシジャン

残念ながら魚や果物は買って帰れませんが、私はお土産に済州特産のピーナッツマッコリや、乾燥させたハルラボンにチョコレートをかけたお菓子などを購入しました。

名称:東門在来市場(トンムンジェレシジャン)
住所:20 Gwandeong-ro 14(sipsa)-gil, Ido 1(il)-dong, Jeju-si, Jeju-do, 韓国
※近くに有料駐車場あり。駐車時間不明ですが、駐車料金は500ウォン≒50円でした。

済州島のサンセット

市場を出た後、ちょうど日の入りの時刻だったので、近くの夕焼けスポットに移動してサンセット鑑賞。空港が近いので、次々と飛行機が飛び立っていくのが見られました。

夕食(カンジャンケジャン)

カンジャンケジャン

ロッテレンタカーに戻って車を返却したあとは、タクシーで「チョンソンハルメコンドゥレパッ(정선할매곤드레밥)」というお店に夕食を食べに行きました。

カンジャンケジャン

お目当ては、生のカニを甘めの醤油だれに漬けて熟成させた「カンジャンケジャン」。オスのカニは秋が旬らしく、ちょうどよかったです。ちゅるんっと吸えるカニは甘くてとろけました!

店名:チョンソンハルメコンドゥレパッ(정선할매곤드레밥)
住所:3003−11 Arai-dong, Jeju-si, Jeju-do, 韓国

チムジルバン(スパ)

チムジルバンスパ

夕食を終えて、ホテル(グランドハイアット済州)に戻ってきました。たくさんに場所を訪れ、歩き、食べ、盛りだくさんの一日だったので、心地よい疲労感。

今回のツアー参加者にはグランドハイアット済州の6階にあるチムジルバン(サウナのようなもの)を無料で利用できる特典がついていたので、利用することにしました。

※利用はホテル宿泊者限定で、大人1人30,000ウォン≒3,000円かかります。

チムジルバン

「コリアンチムジルスパ」では、赤土(レッドクレイ)、ヒノキ(サイプレス)、塩(ソルト)、氷(アイス)と、4つのテーマに分かれた韓国式のサウナを着衣で楽しめます。体がポカポカ温まって、汗といっしょに疲れも抜けていくようでした。

済州島の美しい景色とおいしい食べ物を満喫した一日。2泊3日の済州島旅行で、まるっと一日遊べるのは中1日しかありませんが、それでもこれだけ楽しめたらもう大満足です。

(バスやタクシーを利用する方法もあるけれど、やっぱりレンタカーの機動力はすごい! 運転してくれたもーりーさんikukoさんUKOARAちゃん、ありがとうございました。)

続き→ 【韓国・済州島旅行記】DAY3 グランドハイアット済州のホテルプールと韓国グルメを満喫して帰国

韓国・済州島旅行【韓国・済州島旅行記】DAY3 グランドハイアット済州のホテルプールと韓国グルメを満喫して帰国
※本記事は、韓国交通公社・済州観光公社主催のチェジュの魅力サキドリツアーに参加し、往復飛行機と宿泊費をご負担いただき、取材・執筆しております。レンタカー代や個人的な飲食代は自己負担です。