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![パークホテル東京](https://warashibe.info/blog/wp-content/uploads/2022/07/pht-eyecatch680.jpg)
「非日常の時間を過ごしたい」「創造力が刺激されるような体験がしたい」そんなときにぜひ泊まって欲しいのが、東京都港区東新橋(汐留)にある「パークホテル東京」です。
パークホテル東京は”日本の美意識が体感できる時空間”をコンセプトにしたアートホテル。館内には400点以上もの作品が展示されており、まさに”泊まれる美術館”です。
今回パークホテル東京よりご招待いただき、「ARTなおこもりステイ」宿泊プランを体験させていただきました。モデルプランとして、時系列順に宿泊レポートをお届けします。
もくじ
15時 パークホテル東京チェックイン
![パークホテル東京「間」](https://warashibe.info/blog/wp-content/uploads/2022/07/pht_6116.jpg)
パークホテル東京があるのは「汐留メディタワー」の高層階(25階から上)です。
アクセスは、都営地下鉄大江戸線、東京臨海新交通臨海線ゆりかもめ「汐留」駅より徒歩1分。JR、東京メトロ、都営地下鉄「新橋」駅からも地下道でつながっています(約7分)。
地下2階のエレベーターホールに施されているのは、「間(はざま)」というテーマのアート。ヒノキのアロマが漂い、視覚と嗅覚が日常から非日常へと切り替わるのを感じます。
![パークホテル東京アトリウム](https://warashibe.info/blog/wp-content/uploads/2022/07/pht_5925.jpg)
エレベーターで25階ロビーへ上がると、入り口で「風神雷神」が出迎えてくれました。
![風神雷神](https://warashibe.info/blog/wp-content/uploads/2022/07/pht_071156355.jpg)
「風神雷神」は廃鉄や金属パーツなどを使って作られたアート作品です。敷地内に邪気や悪いものを入れないようにする守り神として置かれているのだとか。厳ついイメージのある風神雷神ですが、この作品はどこかユーモラスです。
![アトリウム](https://warashibe.info/blog/wp-content/uploads/2022/07/pht_005907048.jpg)
約30mメートルの高さの吹き抜け「アトリウム」には、日本庭園の枯山水を模した砂柄のカーペットが敷かれています。ゆったりと配置された家具はまるで不動の置石のよう。
ここで年間を通して「アートカラーズ」展示が開催され、ゲストをもてなしています。
【参考記事】「うつろいゆく多様性展」パークホテル東京で開催中 2022/11/13迄
![アーティストルーム 富士山](https://warashibe.info/blog/wp-content/uploads/2022/07/parkhoteltokyo-fuji.jpg)
今回宿泊したお部屋は「アーティストルーム 富士山」。パークホテル東京には全270の客室があり、そのうち34室が「アーティストルーム」となっています(2022年7月現在)。
アーティストルームは、アーティストが実際にホテルに滞在し、そこで生まれるインスピレーションをもとに部屋の壁に絵を描いた、世界にたったひとつの独創的なお部屋です。つまり、客室そのものが作品空間というわけ。
![アーティストルーム富士山](https://warashibe.info/blog/wp-content/uploads/2022/07/pht_5883.jpg)
ドアを開け、鳥居をイメージした赤い入り口を通ると、ヘッドボードには風神・雷神を従えた富士山が、その反対側の壁には宝船に乗った七福神が描かれているのが見えます。
![アーティストルーム 富士山](https://warashibe.info/blog/wp-content/uploads/2022/07/parkhoteltokyo-fuji3.jpg)
恵比寿様の釣り竿の糸の先をたどるとカーテンに隠れて大きな鯛が描かれているなど、遊び心もたっぷり。「あ、ここにも絵が!」とお部屋を探検するのも楽しいです。
![アーティストルーム富士山](https://warashibe.info/blog/wp-content/uploads/2022/07/artistroom-fujisan.jpg)
この日はあいにくの雨でしたが、このアーティストルーム富士山は、東京タワー側の客室の中でも特に窓の大きな部屋で、正面に東京タワーが見えました。空気の澄んだ季節には、富士山を遠くに望めるのだとか。
![アーティストルーム招き猫](https://warashibe.info/blog/wp-content/uploads/2022/07/artistroom-manekineko.jpg)
ちなみに、今回いっしょに宿泊取材をしたUKOARAちゃんが泊まったのは「アーティストルーム 招き猫」。壁いっぱいに描かれた正体不明の招き猫たちと天井に書かれた夏目漱石の『吾輩は猫である』の名文が迫力満点です。
![アーティストルーム](https://warashibe.info/blog/wp-content/uploads/2022/07/artistroom3.jpg)
アーティストルームは、ほかに「桜」「侍」「天女」「百人一首」「俳句」「おたふく」「山水」「城」「妖怪」「里山」「江戸 – 東京」などがあります。いずれも、日本の美意識が体感できる世界にひとつだけのお部屋です。
それぞれのお部屋の詳細は、パークホテル東京のアーティストフロアで確認できます。予約時にお部屋の確約はできませんが、第1希望~第3希望まで伝えられ、できるだけ希望のお部屋に泊まれるようにしてくれるそうです。
16時 ホテルアートウォーク
![](https://warashibe.info/blog/wp-content/uploads/2022/07/artwalk1.jpg)
今回体験した「アートなおこもりステイ」宿泊プラン(2022年11月13日まで販売中)には、アートツアー「ART walk」がついているので、16時から参加することに。
アートウォークは、アートホテルのスタッフが400点以上の作品を展示する館内を解説しながら案内してくれるツアー。もちろん自由に見学しても構わないのですが、解説をしてもらいながら見ると「へ~!」がたくさんでおもしろいです。
館内にはアート作品がたくさん飾られていて見応えたっぷりです。#取材 #招待 pic.twitter.com/HWyReHjbQp
— ayan (@warashibe) July 15, 2022
![アート鑑賞](https://warashibe.info/blog/wp-content/uploads/2022/07/artwalk2.jpg)
アート作品で春夏秋冬を見立てた展示「ART colours」、アートを身近に感じられる「コリドーギャラリー」、個性溢れるアーティストルームなど、見どころがたくさんあります。
18時 日本料理 花山椒で「季節懐石」の夕食
![カクテル](https://warashibe.info/blog/wp-content/uploads/2022/07/pht_5966.jpg)
今回の「アートなおこもりステイ」宿泊プランには、開催中の展示会にインスパイアされた夕食が含まれています。
アートカラーズダイニングでの「ハイティーディナー」が付いたプランと、日本料理 花山椒での「季節懐石」が付いたプランがあり、今回は「季節懐石」をいただいてきました。
![日本料理 花山椒「季節懐石」](https://warashibe.info/blog/wp-content/uploads/2022/07/artdinner.jpg)
季節懐石の献立は以下の通り。どれも美しくておいしいお料理ばかりでした。
- 先付 冷製西京玉地蒸し
- 八寸 枝豆豆腐、楓長芋、穴子八幡巻き、蓮根白酢掛け、山桃蜜煮、鮎麹焼き
- 椀物 葛打ち鱧
- 造り 旬のもの(スズキの焼き霜、シマアジ、本マグロ)
- 焼物 伊佐木油焼き
- 強肴 万願寺唐芥子海老真丈鋳込み
- 止肴 和牛昆布〆ロースト 輪花盛り
- 食事 とうもろこしご飯、汐吹昆布、赤出汁
- 水菓子 季節物(メロンと水羊羹)
パークホテル東京の夕食は「日本料理 花山椒」で季節懐石をいただきました。
— ayan (@warashibe) July 17, 2022
アートコラボレーションメニューの「ステイゴールド」は、展示作品「Four Seasons」にインスパイアされたカクテルです🍸#取材 #招待 #パークホテル東京 pic.twitter.com/2sHOa4DtXR
20時 バーソサエティーでウィスキーを嗜む
![バーソサエティーでウイスキー](https://warashibe.info/blog/wp-content/uploads/2022/07/bar-society2.jpg)
夕食を終えたのが20時ころで、「もう少し飲みたいね」と、同じくフロアにあるバー「The Society(ザ ソサエティ)」へ。ここは日本初のソサエティ公認バーで、300種類以上ものウィスキーが揃う都内でも珍しいバーです。
![バーソサエティでウイスキー](https://warashibe.info/blog/wp-content/uploads/2022/07/bar-society1.jpg)
個性的なカクテルのほか、モクテル(ノンアルコールカクテル)も充実していて、お酒を飲む人も飲まない人も楽しめます。私はウィスキーは飲み慣れていなかったのですが、せっかくだからとウィスキーをいただいてきました。
![バーソサエティ](https://warashibe.info/blog/wp-content/uploads/2022/07/bar-society3.jpg)
ホテルバーですが、肩肘張らずに利用できる雰囲気でバーテンダーさんもフレンドリー。都心の夜景を眺めつつ、くつろいだ大人時間を過ごせました。
ホテル宿泊者でなくても利用できるので、都内在住・在勤でウィスキー好きな方はぜひ足を運んでみてください。
▼今回いっしょに取材したUKOARAちゃんのバー体験記事はこちら
22時 お部屋に戻ってゆっくり
![アーティストルーム 富士山](https://warashibe.info/blog/wp-content/uploads/2022/07/parkhoteltokyo-fuji2.jpg)
22時ころ、バーを出てお部屋に戻りました。すっかり夜も更けて、窓からは明かりの灯ったビル群とライトアップされた東京タワーが。ガラスに映り込んだ富士山と雷神が、まるで東京タワーを挟んでいるようです。
![](https://warashibe.info/blog/wp-content/uploads/2022/07/parkhoteltokyo-fuji4.jpg)
ほろ酔いで、日常と切り離された空間でゆったりと過ごす、贅沢な時間。今回はひとりでしたが、大切な人との記念日に泊まったら忘れられない思い出が作れそうです。
▼お部屋全体を撮った動画はこちら
アーティストルーム 富士山の大きな窓からは東京タワーがよく見え、空気の澄んだ季節には富士山も遠くに見えるとか。
— ayan (@warashibe) July 14, 2022
パークホテル東京31階の全客室は、アーティストが直接壁に絵を描いた「アーティストルーム」で、客室そのものが作品。まさに泊まれる美術館です🎨#取材 #招待 #パークホテル東京 pic.twitter.com/qPaxOVfq4M
![THANN アメニティグッズ](https://warashibe.info/blog/wp-content/uploads/2022/07/artist-room-amenity.jpg)
バスルームアメニティはタイ生まれのナチュラルスキンケアブランド「THANN(タン)」のもの。浴室の壁にも獅子舞や達磨などのおめでたい絵が描かれており、バスタイムもアートを楽しめます。
7時 アートカラーズダイニングで朝食
![朝食](https://warashibe.info/blog/wp-content/uploads/2022/07/pht_6112.jpg)
翌日の朝食は、アートカラーズダイニングにて「アメリカンブレックファースト」または「エッグベネディクト」をいただけます。窓からは眼下に浜離宮庭園の緑が見えました。
![アメリカンブレックファスト](https://warashibe.info/blog/wp-content/uploads/2022/07/pht_6113.jpg)
私が選んだアメリカンブレックファースト。
![エッグベネディクト](https://warashibe.info/blog/wp-content/uploads/2022/07/pht_6114.jpg)
UKOARAちゃんが選んだエッグベネディクトも美味しそうでした。
12時のチェックアウトまでのんびり
![アート散歩](https://warashibe.info/blog/wp-content/uploads/2022/07/pht_6158.jpg)
パークホテル東京のチェックアウトは12時(正午)とゆっくり。朝食の後はお部屋でのんびりしてもよし、館内のアートめぐりを楽しんでもよし。ホテルステイの思い出にショップでアート作品を選ぶももよいでしょう。
私は15時にチェックインして、12時にチェックアウトしたので、ホテル滞在時間は21時間。心ゆくまでアート尽くしのおこもりステイが堪能できて、大満足でした。
![アーティストルーム富士山](https://warashibe.info/blog/wp-content/uploads/2022/07/parkhoteltokyo-fuji5.jpg)
大切な人との記念日に特別なお泊まりをしたいと考えているなら、パークホテル東京のアーティストルームはおすすめです。世界にひとつだけの泊まれるアート空間は、とっておきの思い出になります。
今回体験した宿泊プランは「【ARTなおこもりステイ<朝夕付:「季節懐石」ディナー>】ホテルツアー「ART walk」付き」です。「季節懐石」ではなく「ハイティディナー」が付いたプラン、朝食のみのプランもあります。
公式サイト パークホテル東京 宿泊プラン
パークホテル東京 概要
![パークホテル東京](https://warashibe.info/blog/wp-content/uploads/2022/07/parkhoteltokyo-gaikan.jpg)
- 名称 パークホテル東京
- 住所 東京都港区東新橋1丁目7番1号 汐留メディアタワー
- 電話 03-6252-1111(代)
- アクセス 都営地下鉄大江戸線、東京臨海新交通臨海線ゆりかもめ「汐留」駅より徒歩1分、JR、東京メトロ、都営地下鉄「新橋」駅より徒歩約7分
- チェックイン 15時
- チェックアウト 12時
- 公式サイト パークホテル東京
今回はパークホテル東京にご招待いただき、取材として1泊2日宿泊プランを体験させていただきました。