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2021年7月26日~27日の1泊2日で、岐阜県の飛騨高山に旅行してきました。
JR高山駅の近くにオープンする「hotel around TAKAYAMA(ホテルアラウンド高山)」の内覧会・試泊会にご招待いただき、取材してきた次第です。
ホテルアラウンド高山の記事は後日トラベルメディアに掲載予定ですが、ここはひと言で説明するなら、「旅人と飛騨高山の”GOOD LOCAL”な出会いを紡ぐ」ホテルです。
GOOD LOCAL=「地元に愛され、根付き、文化を作る、地域の宝物」と定義し、ホテルをハブとして地元の
- PEOPLE(人)
- CULTURE(歴史・文化)
- PRODUCTS(モノ)
- FOODS(食)
- EXPERIENCE(体験)
…とつながることを目指しています。
そんなhotel around TAKAYAMAのロビーには、飛騨高山のGOOD LOCALを紹介する100枚のカード「GOOD LOCAL 100」が陳列されており、どれでも自由に持っていってOK!
裏面には店舗情報とマップ、公式サイトまたはGoogle MapのQRコードが載っていて、スマホからすぐチェック可能。気になるカードを集めれば、自分だけの旅行ガイドブックができちゃいます。
ホテルを飛び出して、地域とつながる仕掛けがおもしろい!
【参考】ホテルアラウンド高山の考える「GOOD LOCALな旅の楽しみ方
さて、私もそんな「GOOD LOCAL 100」を参考にして高山の町歩きを楽しんできたので、実際に訪れた場所を紹介します。
(以下紹介する場所はいずれもJR高山駅 or ホテルアラウンド高山から徒歩圏内です)
もくじ
飛騨国分寺
飛騨随一の古刹といわれる飛騨国分寺。高山城から移されたといわれる鐘楼門や、1200年以上前の創建当時の塔礎石、室町時代に建立された本堂が見られます。
樹齢1200年を超える大銀杏は、秋には黄一色に色づいて壮観だとか。
境内には「願掛けなでさるぼぼ」があり、さるぼぼ人形の供養も行われています。
名称:飛騨国分寺
所在地:岐阜県高山市総和町1-83
山田春慶店
櫻山八幡宮の表参道沿いにある山田春慶店は、飛騨高山の伝統工芸「飛騨春慶塗(ひだしゅんけいぬり)」を販売するお店です。
自然な木目と漆塗り特有の艶やかな飴色が美しい飛騨春慶塗。使い込めば使い込むほど、艶が出て色鮮やかになっていくのだとか。
1万円を超える高価なものもありますが、
2,000円台の豆皿など、手に取りやすいものも。青・緑・赤といった色調の飛騨春慶塗は、伝統工芸でありながらも現代的な雰囲気ですね。
こちらの名刺入れもお手頃価格で、軽いのでお土産に◎
また、職人が1つ1つ丁寧に仕上げた飛騨春慶塗のパーツと、国内外のさまざまなアクセサリーパーツを組み合わせたハンドメイドアクセサリーも素敵でした。
アクセサアリーは1,000円台~3,000円台が中心で、手に取りやすい価格です。
名称:飛騨国分寺
所在地:岐阜県高山市総和町1-83
公式サイト:山田春慶店
森の実工房
森の実工房は、飛騨高山の自然の豊かさを伝えていきたいという思いから、自然のものを使った日用品やオブジェを製作・販売しているお店です。
標高1,000メートル以上にある木の実や森で採集した材料を使って、店主自らが作り上げたものが所狭しと並んでいます。
なんだか映画にでも出てきそうな雰囲気です。
価格は、数百円のものから数千円のものまでさまざま。いろいろな森の実を集めて作ったリースがとても素敵でした。
飛騨高山の森で採集された材料でできた小物は、高山旅行のよいお土産になりそうです。
また、この日はやっていませんでしたが、表の看板にカフェマークがついているときは、店内でカフェも楽しめます。
名称:森の実工房
所在地:岐阜県高山市上二之町64-4
営業時間:10:00~17:00(不定休)
TEL:090-4465-1976
飛騨牛にぎり
高山の街中散策のお楽しみは食べ歩き(食べ歩きというか、買い食い)。なかでも、高山に行ったら外せないグルメは「飛騨牛にぎり」です。
飛騨牛にぎりを提供するお店は複数ありますが、今回立ち寄った「こって牛」というお店では、飛騨牛にぎり3種盛りが1000円、竹炭塩としょうが醤油の2カンが700円でした。
五等級の飛騨牛稀少部位をミディアムレアステーキにしてにぎり、さらに香ばしく炙ったにぎり寿司は、一口食べると脂の旨みが広がって、とろけるおいしさ!
お米は飛騨産こしひかり、塩は能登半島産の竹炭塩×イタリア産の岩塩というこだわりぶり。お皿の部分は手焼きのお煎餅でできているので、最後までおいしく食べられますよ。
買い食いにしては少し高めだけど飛騨牛を気軽に食べられるのが◎
店名:飛騨 こって牛
所在地:岐阜県高山市上三之町34
公式サイト:飛騨 こって牛
みだらしだんご
みたらしだんごは日本各地で食べられますが、高山のみだらしだんごは甘くなく、あっさりとした醤油味です。「みたらし」ではなく「みだらし」というのが高山流だとか。
お米100%のおだんごに香ばしい醤油味なので、お菓子というより軽食に近いかも?
高山市内にはあちこちにだんご屋さんがあるので、食べくらべをしてみるのも楽しそう。私が利用しただんご屋さんは、宮川にかかる鍛冶橋のたもとにある「二四三屋」です。
店名:二四三屋 鍛冶橋店
所在地:岐阜県高山市本町3丁目1
(ほかに「本町店」もあり)
フルーツ専門店 銀コップ
フルーツ専門店 銀コップは高山駅から徒歩2~3分の国分寺通り商店街にあるお店です。
フルーツのほか、スムージーやジュース(スロージュース)を販売しています。
私は季節限定の「飛騨の桃ジュース」(税込500円)を注文してみました。
目の前で桃のカットを贅沢にジューサーに入れて作ってくれる桃ジュースは、砂糖なし、氷もなし。桃そのもののおいしさを堪能できました。
高山の街歩きで喉が渇いたら、ぜひ銀コップに立ち寄ってみてください。
店名:フルーツ専門店 銀コップ
所在地:岐阜県高山市花里町6丁目17番地
営業時間:10:00~20:00
定休日:水曜日
半弓道場
高山の夜の楽しみと言えば、半弓道場で弓の射的! 半弓は椅子に座ったまま竹でできた1m90cmとやや短めの弓と矢を持ち、和紙でできた直径8寸の的を射る遊戯です。
(スポーツや武道というより、飲みに出たついでにちょっと遊ぶ…というようなもの)
1回10射で、ご新規さまは射ち方指導料込みで1回600円と手軽に楽しめます。
こんなふうに座って射るところと、的までの距離の近さが弓道との大きな違い。弓の強さはいろいろで、力のない人も引ける軽い弓もありますよ。
実は私は高校のとき弓道部だった(初段持ち)のですが、弓矢を持つのは20年以上ぶり。的が小さいのでけっこう難しく、ムキになっちゃいました。
高山市民の間でもツウな遊びとして親しまれている半弓、一度チャレンジしてみては。
店名:半弓道場
所在地:岐阜県高山市朝日町11
営業時間:金曜・土曜の19:00~22:00
(その他、貸し切りもあり。要問い合せ)
公式Instagram:半弓道場
宮川朝市
高山観光で外せないのは、日本三大朝市のひとつにも数えられる「宮川朝市」です。
宮川朝市は陣屋前広場と宮川沿いの2か所にあり、今回は宮川沿いのほうへ行ってきました(高山駅から徒歩10分程度)
もともとは江戸時代に米市、桑市、花市などの市として発達し、明治の中ごろから農家の奥さんたちが畑でとれた野菜を並べて売る朝市になっていったそうです。
春~秋は午前7時から正午まで、冬季は午前8時から正午まで、毎日開かれています。今回訪れたのが平日だったので出店は少なかったですが、週末はお店も多く賑わうとのこと。
地元産の野菜や果物、民芸品、お土産などを買えますよ
朝市のテントと向き合うようにして、常設のお店(土産物店、工芸品店、飲食店など)が軒を連ねています。今回はお味噌屋さん「糀屋柴田春次商店」に立ち寄ってみました。
実は、hotel around TAKAYAMAの朝食で出されたお味噌汁がここのお味噌を使っていて、それがおいしかったので、おみやげに買って帰りたかったのです。
店頭には、たまりみそ、飛騨みそ、甘口赤みそ、いなかみそ、あわせみそなどがずらり。飛騨高山名物の「朴葉みそ」のセットもありました。
種類が多いので、商品選びに迷ったら店員さんに相談するとアドバイスをもらえますよ。
岐阜県飛騨産の大豆と米でつくった限定仕込みの「つやほまれみそ」を自宅用に買って帰りました。その土地ならではの食品や調味料をおみやげに買うのは、旅の楽しみのひとつですよね。
こういう自分用のおみやげは家で旅の余韻が楽しめる気がします
店名:糀屋柴田春次商店
本店:岐阜県高山市下三之町113番地
二之町店:岐阜県高山市下二之町19番地3
朝市店:岐阜県高山市下三之町43番地9
公式サイト:糀屋柴田春次商店
そのほか高山の見どころ
ノスタルジックな雰囲気の高山の古い町並み。
国の重要文化財に指定されている「日下部民藝館(くさかべみんげいかん)」。明治12年に建築された民家(日下部家)を当時のまま一般公開しています。
今回は立ち寄りませんでしたが、高山には地酒屋さん、ラーメン屋さんも多かったです。
高山市の中心部を流れる宮川。紹介した宮川朝市はこの川沿いで行われています。
宮川にかかる鍛冶橋の欄干には「手長・足長」という夫婦の神様の彫刻を模した象がまつられていいます。上は「手長」。
こちらが「足長」。手長と足長は向かい合っています。
今回立ち寄れなかったのですが、創業100余年の和菓子処「稲豊園」は草まんじゅうの名店だとか。また、夏には濃厚飛騨牛乳ソフトクリームも食べらます。
気になったのは「招福猫子まんじゅう」。すべて手作業でつくる5種類の猫子(ねこ)は、それぞれ皮生地も中のあんも異なっているそう。
次に高山に行ったら寄りたいお店です。
名称:稲豊園(とうほうえん)
所在地:岐阜県高山市朝日町2
高山街歩き まとめ
以上、駆け足でしたが、高山観光・高山街歩きの体験談をお伝えしました。
今回紹介した高山の町歩きスポットは、すべてJR高山駅から徒歩圏内にあります。
高山市の見どころは中心部にまとまっているので、電車で高山に来ても(車がなくても)楽しみやすいです。
今回宿泊をしたhotel around TAKAYAMAは、高山駅から徒歩4分とアクセスが良く、飛騨高山旅行の拠点におすすめです。宿泊者向けの電動自転車貸し出しサービスもあり。
ホテル詳細は以下の公式サイトよりどうぞ。
公式サイト hotel arount TAKAYAMA
2021/7/30開業の新しいホテルなので、お部屋もとてもきれいです
現在、開業記念キャンペーンとして公式サイト限定の割引クーポンコードが出ています。(~2021/9/30まで)
※グリーンズホテルズは、「hotel around」や「コンフォートホテル」を展開するホテルグループです。
キャンペーン期間中の予約&宿泊で無料宿泊券 or 宿泊割引クーポンが当たる抽選会もあるそうなので、チェックしてみてください。
本記事はhotel around TAKAYAMAの内覧会・試泊会に参加したときに体験した街歩きを元に執筆した記事です。宿泊はご提供いただいておりますが、記事中で紹介している飲食や体験は自腹で行いました。