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一つ前の記事、ブロガー、東京都青梅市へ行く。にも書いたように、このたび、東京都の「多摩・島しょ魅力発信事業」のtokyo reporter 島旅&山旅企画に参加し、ブロガーとして、東京都の青梅市(おうめし)へ取材旅行に行ってきました!
私が青梅市を訪れたのは2017年1月12日(木)~13日(金)の1泊2日。毎年1月12日に開催される青梅だるま市に合わせて訪問しました。
まずは青梅旅行のダイジェストを1日目、2日目に分けて紹介します。ということで、1日目から。
もくじ
東京駅から青梅駅へ
東京駅からJR中央線・青梅特快に乗り、JR東京駅からJR青梅駅へ。乗車時間は約1時間20分、運賃は920円です。ホームから改札口への連絡通路には昭和ノスタルジックな映画の看板がずらり。駅構内だけでなく、駅前にも映画看板の街並みが続き、どこか懐かしい昭和な雰囲気が楽しめます。
青梅駅の外に出ると、どーんと巨大なだるまさんがお出迎え。青梅市では、毎年1月12日に「青梅だるま市」が開催され、冬の風物詩として多くの来訪者でにぎわいます。
さっそく、駅前から少し歩いて、だるま市へ行ってみましょう。
青梅だるま市
全国的に「だるま市」は神社の境内などで行われることが多いですが、青梅だるま市は、旧青梅街道(住江町交差点~市民会館前交差点)を封鎖して、道路にだるまを売る露店が並ぶのが特徴。
食べ物を売る屋台も合わせると、露店の数は約300軒。右を見てもだるま、左を見てもだるま!
こんな光景、見たことがありません。
大きなものから小さなものまで、たくさんのだるまが並び、だるまを売る人々の声が響きます。
青梅街道沿いにある住吉神社では、「納めだるま」のお焚上げも行われていました。
▼青梅だるま市の詳細記事はこちら
青梅だるま市は旧青梅街道沿いにて毎年1月12日開催、納めだるまのお焚き上げも壮観!【PR】
電車とバスとケーブルカーを乗り継いで御岳山へ
青梅だるま市を見物した後は、電車(JR青梅線)に乗って御嶽駅へ。
青梅駅から御嶽駅までの乗車時間は約20分、運賃は大人170円です。
JR御嶽駅からバスに乗り、御岳登山鉄道 滝本駅(ケーブル下)へ。
バスの乗車時間は約10分、運賃は大人280円。
御岳登山鉄道 滝本駅(ケーブル下)からケーブルカーに乗り、御岳山の上にある御岳山駅まで上がります。ケーブルカーの乗車時間は約6分、運賃は大人【往復】1,110円です。
御岳山駅に到着し、ケーブルカーを降ります。御岳山は標高929mの山で、山の下と上では体感温度がだいぶ違う気がします。寒いことは寒いですが、空気がピーンと張り詰めたような感覚。
御岳山駅の外にでると、眼下にはこんな景色が広がっています。晴れた日には、設置されている望遠鏡を使えば東京タワーやスカイツリーも見ることができるそうですよ。
御岳山の山道を散策。「ほんとにここ東京?」と思えるような、”遠くまで来た感”がたっぷり。
このあたりは「鳥獣保護区・特別保護区」に指定されており、山鳥の鳴く声も聞こえてきます。ときにはリスやタヌキ、ムササビ、モモンガなどの山に住む動物の姿も見られるそうですよ。
山頂にある武蔵御嶽神社を目指して歩いてる最中に見られるのが、推定樹齢1,000年の大ケヤキ「神代ケヤキ」。平安時代から御岳山を見守ってきた古木で、国指定天然記念物に指定されています。
さらに坂道を歩き、階段を上って、武蔵御嶽神社に到着。極彩色の門が目を引きます。
夕方ということもあり、山の上の神社はしーんと静まり返って、荘厳な雰囲気。
御岳山は古くから霊山と崇められる山であり、山岳信仰の盛んだった中世の関東では、金峰山御嶽蔵王権現の名によって信仰を集めたそうです。その後、明治維新を経て、御嶽蔵王権現から御嶽神社に名を改め、現在に至るとのこと。
なお、武蔵御嶽神社は、家内安全・商売繁盛・五穀豊穣にご利益があるとされています。
武蔵御嶽神社におまいりをし、さあ帰ろうと振り返ると、東の空にお月さまが出ていました。
折しもこの日は満月。グラデーションに染まる空に浮かぶまあるいお月さまが美しくて、坂道と階段を歩いた足の疲れも忘れ、しばし見入ってしまいました。
青梅市御岳山から見た夕暮れの空と、今年最初の満月。
遠くに見えているのが東京(都心)の明かりです。#tamashima #oume #Tokyo pic.twitter.com/o5HouuA0dH— ayan (@warashibe) 2017年1月12日
夕暮れの空と満月を眺めつつ、本日のお宿、嶺雲荘(れいうんそう)へ。
御師集落の宿「嶺雲荘」
ケーブルカー御岳駅と武蔵御嶽神社のちょうど中間くらいにあるのが、御師(おし)集落。
御師集落は、古来より武蔵御嶽神社の信仰を守り、神社へ参拝に訪れる人々のお世話をする御師(おし)が暮らす集落。古くは、神社詣での人々を泊める宿坊として機能していましたが、現在は登山客や観光客がふつうに利用する旅館としても使われています。
今回はその御師集落にある宿「嶺雲荘」に宿泊しました。
ユースホステルや国民宿舎としても運営している「嶺雲荘」は、こじんまりとしたアットホームなお宿。この日はたまたま宿泊客が私ひとりだったこともあり、御岳山のこと、武蔵御嶽神社のこと、御師と講(こう)のことなど、興味深いお話をたくさん聞かせてもらいました。
見るもの、聞くもの、感じるもの、食べるもの。そして、そこで暮らす人々とのふれあいや会話も、旅の楽しみのひとつですね。
以上、青梅旅行1日目のダイジェストでした。お昼前に東京駅を出発すれば、こんな感じで青梅市内観光から御岳山散策までたっぷり楽しむことができますよ。
本記事では1日目の行程をざっと紹介しましたが、青梅だるま市、御岳山散策、御師集落の宿「嶺雲荘」については、以下の個別記事で詳しく紹介しています。
Speciak Thanks! tokyo reporter 島旅&山旅, reviews(レビューズ), 青梅市観光協会
※本記事は、東京都の「多摩・島しょ魅力発信事業」のtokyo reporter 島旅&山旅企画で、ブロガーとして招待を受け、執筆しています。