子連れイタリア旅行【6】 イタリア7日間の費用概算とまとめ

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子連れイタリア旅行【3】 アドリア海に浮かぶムラーノ島はガラス工芸の島
子連れイタリア旅行【4】 ホテル アル ドゥーカ ディ ヴェネツィア
子連れイタリア旅行【5】 コモ湖周辺散策 ブルナーテ山の灯台とトルノ

5回のわたってイタリア旅行記を書いてきましたが、今回はそのまとめです。
ざっくりとですが、旅行にかかった費用と、旅行を終えて思ったことを書いてみたいと思います。

イタリア7日間の旅行費用 概算

ヘルシンキ ヴァンター空港

今回は、フィンランド航空公式サイトで、中部国際空港(セントレア)発、ヘルシンキ(ヴァンター空港)乗り継ぎ、ミラノ(マルペンサ空港)着のチケットを往復で購入しました。私は昨年10月頃にチケットを買っていたのですが、その後冬になって、冬限定のキャンペーン価格の販売が始まり、「もう少し待っていれば2~3万円安かったのに・・・!」という悔しい思いをしましたが、こればかりはどうしようもありません。(後から価格が上がっている可能性もあったわけですしね。)

飛行機チケット(大人1人+子ども2人分) 約305,000円 
飛行機指定席料(子どもと並んで座るため) 約5,000円
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合計 310,000円

※サーチャージ込み。長距離便なので、サーチャージがかなり高かったです。(;´Д`A “`

(※セントレアからミラノは直行便がなく、経由便のみとなります。フィンエアーのヘルシンキ乗り継ぎのほか、ルフトハンザのフランクフルト乗り換え、アリタリアで成田乗り換えなどの選択肢もありましたが、所要時間がいちばん短く、かつ価格も低めのフィンエアーを選びました。)

ちなみに、北イタリアに旅行するなら、何と言っても夏がベストシーズンだそうですが、夏場はチケット代金が1.5倍以上になるうえ、旅行客も増えて混雑するので、私たちは春休みを選びました。

今回は、7日間(6泊7日)の旅行でしたが、そのうち1泊だけはホテルに泊まり、残りはすべて妹の家に泊めてもらいました。なので、私の旅行にかかった費用はあまり参考になるものではないかもしれませんが、ざっくりとメモしておきます。

[3人分合計] ユーロ現金(外食費、交通費[電車、船など]、お土産、入館料、その他) 約45,000円
レストラン(カード払い) 約18,000円
ホテル(カード払い) 約26,000円
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合計 89,000円

そのほか、
・ 日本国内交通費(自宅~空港の往復) 約4,000円
・ 海外旅行保険(3人分/掛け捨て) 約6,000円

がかかったので、トータルの旅行費用は約41万円でした。(※1ユーロ125円で計算)

前にも書いた通り、妹の家に泊めてもらったので、ホテル代がかからないばかりか、食事もけっこう食べさせてもらったので、ほんとに安く済んでいると思います。家で食べる分を出してもらってるので、外食のときくらいは私が出そうと思ったのですが、妹の彼がいつの間にか会計を済ませてしまっていたりして・・・。ヴェネツィアのレストランでは何とか支払いをしましたが、たぶん、出してもらっている分のほうが多いような気がします。

「そんな、悪いよー。」と妹に伝えたのですが、イタリア人は「お招きしたからには、その人をもてなす費用はこちらが出すべき」と考える人が多いらしいです。ありがたいけど、なんだか恐縮・・・(^^;
いつか彼は妹といっしょに日本に遊びに来たら、そのときはしっかりおもてなししようっと。

イタリア7日間旅行、航空券と現地で使うお金をあわせて、親子3人で41万円というのは、たぶん、一般的なイメージよりはずいぶん安いのではないかな、と思います。

スパゲティ

子連れイタリア旅行を終えて

私ひとりで、9歳と8歳の娘を連れてのイタリア旅行。日本~ヨーロッパのフライトは想像以上に長く疲れましたが、大きな事故もケガも病気もなく、盗難にあうこともなく、無事に帰ってこられました。

いくら安く済むとは言っても数十万円のお金がかかることですし、行く前に、実家の母からは「せっかく高いお金をかけてヨーロッパに行くのなら、子どもたちがもっと大きくなってからのほうがいいんじゃない?」とも言われました。でも、5~6年生になると、娘たちの所属しているスポーツチームの関係で、長期の旅行は難しくなりますし、中学生になると、部活の状況がどうなるかわかりません。
もっと言えば、そのときまで妹がイタリアに住んでいるかどうかもわからないわけですし。
なので、私にとっては「行くなら今しかない」という気持ちで臨んだ旅行でした。

実際に行ってみて、9歳&8歳という、いろいろな物事をストレートに吸収できる年齢で、異文化体験をさせてあげられたことは、とても良かったと思います。自分たちの住む日本とは、違う文化、歴史、習慣、言葉、システムの中で生きている人たちに出会い、わずかではあるけれど会話をし、街を歩き・・・、娘たちのココロの中にどれだけのものが残ったのかはわかりませんが、この旅が娘たちの視野を広げるものになったと信じています。

旅行中に娘たちが書いた自由帳を見ると、「お母さんが英語とイタリア語を話していて、すごかったです。」という一文がありました。(話していて、と言っても、イタリア語はほんとにカタコトだったのですけれど。)普段は娘たちにあまりカッコイイところを見せられていない私ですが、娘たちにそんな風に思ってもらえたと知って、とても嬉しく思いました。
妹と妹の彼にかなり助けられたので、もしこれが、まったく知り合いのいない、非英語圏の国への旅行だったら、きっと、もっといろいろ大変だったのでしょうけれど・・・。

長いようであっという間だった一週間のイタリア旅行。ほんとうに凝縮された、素敵な旅行でした♪

(長かった旅行記もこれで終了。最後まで読んでくださってありがとうございました。)