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フィンランドの田園をめぐる旅、1日目。美しいシウンティオ川でカヌー&カヤック体験 をしたあとは、さらに西へ移動し、フィンランドの首都ヘルシンキから西へ約100kmにあるフィスカルス村(Fiskars Village)へやってきました。
フィスカルス村は、かつては工業地帯として栄えた村ですが、現在は、19世紀に建てられた建物群にアート作品や手工芸品を作る人々が移り住んで活動をしており、アーティストの村として有名です。
ヘルシンキから日帰りでも来られるため、イッタラのアウトレットや、アーティストたちの作品を目当てに訪れる人も少なくありません。
もくじ
フィスカルス村にある古い銅鍛冶小屋を再利用したレストラン
この黄色い建物は、フィスカルス村のシンボルともいえるある古い銅鍛冶小屋を再利用したレストラン「クパリパヤ(Kuparipaja)」。店名はフィンランド語で「銅の作業場」という意味です。
創業16年になるこのレストランは、モダンな雰囲気の中、地元の食材を使った季節感のある料理を食べられると人気。
サラダバーには、地元で収穫されたオーガニック野菜などが並びます。
エンメルという穀類(デュラム小麦)のリゾットには、手摘みの森のキノコと、ビーツで色付けした豆腐が添えられていました。豆腐というよりもも固めたおからのような食感でしたが、日本の食材がこんなふうにアレンジされ、使われているのは新鮮な感覚。
リゾットは硬めの触感で、キノコの旨味を吸った小麦がとっても美味しかったです!
レストランの横には、フィンランドデザインのポストカード、インテリア小物などを販売するショップがあり、さらにその奥のスペースではアート作品の企画展が開催されていることも。北欧デザインが好きなら要チェックのスポットです。
【施設詳細】
名称 Restaurant Kuparipaja
住所 Kuparivasarantie 5 10470 FISKARS, FINLAND
電話 +372 642 4025
営業時間 : 月~木 11.00-16.00, 金 11.00-20.00, 土 12.00-20.00, 日 12.00-17.00
公式サイト http://kuparipaja.fi/restaurant-kuparipaja.php
フィスカルス村の手工芸品の工房やショップ
100人を超えるプロのアーティストが暮らし、制作活動を行っているフィスカルス村には、クラフトスクエア(Craft Square)と呼ばれるエリアに、アート作品や手工芸品の工房&ショップがいくつもあります。
サイダー工房(Kuura Cider)、ガラス工房、手漉きの紙工房など。
19世紀の古い建物を再利用して工房やショップにしているというのが素敵ですよね。このあたりは植生の豊かな森があり、家具や小物づくりに使える木がたくさんあることも、クリエイターたちが集まってくる理由の一つかもしれません。
こちらのショップで自作アイテムを販売しているテキスタイルデザイナーの女性(日本人ハーフだそうです)。
どこかで見たことがある作品だなと思ったら、2016年12月にヘルシンキのクリスマスマーケット(オルナモデザインマーケット)にも出店していたとのこと。
フィスカルス村の中にはこのほかにもいくつもの小さな工房やショップがあるので、ぜひゆっくり歩いて探してみてくださいね。
イッタラ、アラビアの食器が買えるアウトレットも
フィスカルス村には人気の北欧食器ブランド、イッタラやアラビアのアウトレットを扱うショップもあります。ヘルシンキのアラビアファクトリーが閉鎖された今、アウトレットをお目当てにフィスカルスを訪れる人もいるのではないでしょうか。
店内はそれほど広いわけではありませんが、北欧食器好きな方はきっと夢中になってしまうはず。なお、アウトレット品と定価商品の両方がありました。
アラビア・パラティッシのマグカップやプレート、ボウル。
赤札になっていたカステヘルミのガラスボウルが1個8ユーロだったので、自宅用に購入。(日本のイッタラ店舗で買うと1個2,500円します。)
イッタラ・カルティオ・タンブラーは、1個4.59ユーロ。
こちらはアラビアが2017年限定で復刻生産した、フィンランド独立100年を記念したマグカップ。日本でも買えますが、日本だと1個3,240円ほどするので、やはり安い!
こちらは、私たちが訪れたその日に店頭に並んだばかりという、2017年秋冬デザインのムーミンマグ。ちょっとダークな大人っぽい雰囲気です。24.9ユーロ。
なお、こちらのイッタラ店舗で1会計40ユーロ以上のお買い物をすると、(買ったものをフィンランド国内で使用しない限り)出国時に空港で税金が戻ってきます。還付金額は40ユーロに対してだいたい5ユーロほど。アウトレット価格の商品も対象になります。
(※会計時に「TAX REFUND」と伝えて、パスポートを提示しましょう。)
フィンランド国内で1店舗40€以上の買い物をし、国内で使用しない(パッケージを開けない)場合は、空港で税金の一部を還付してもらえます。40€の買い物で、5€くらいの還付。還付は現金またはカード入金が選べます。
買い物したら、空港で「TAX REFUND」に行くのをお忘れなく。 pic.twitter.com/BWTfScz8oj— ayan@9/30ブロフェス登壇 (@warashibe) 2017年9月6日
【施設詳細】
名称 iittala Fiskars shop
住所 Fiskarsintie 352 10470 FISKARS, FINLAND
電話 +358 20 439 5612
アーティストたちの作品を見て、ファッション小物やインテリア小物、食器、アクセサリーなどのお買い物が楽しめるフィスカルス村。北欧デザイン好きな方は、ヘルシンキに来たら、ぜひ足を延ばしてみてくださいね。
もちろん、村の名前をそのままブランド名にしているFISKARS(フィスカルス/フィスカース)のハサミや刃物類も買えますよー!
(フィスカースのハサミは輸入されていて日本でも買えるけれど、断然こちらのほうが安いうえ、税金還付の対象にもなってお得。私は友人へのおみやげに買おうとして、「あ、刃物は”あなたとの縁を切りたい”って意味になっちゃうんだっけ。」と断念したのですが、今思えば自分用に買ってきてもよかったなぁ。
フィスカルス村についての情報は、フィスカルス村公式サイト日本語ページが参考になります。
26 地球の歩き方 aruco フィンランド 2017~2018 (地球の歩き方aruco)
続きの記事はこちら→ ヘルシンキから一泊で行きたいフィンランド最南端のまちハンコは、夏のリゾートにおすすめ
提供:CAITOプロジェクト
※現地滞在費、飲食費、アクティビティ費、移動費等を提供していただきました。